私の輝かしい未来

[私の輝かしい未来]とは、極めて難しいお題をもらってしまいました。
なにしろ私は昔にさかのぼればさかのぼるほど輝かしいからです。逆に、近年に近づくほど、輝かしくなくなっていくのです。

小学生中学年のころ、私はとっても賢い子でした。手前味噌ではありますが。
日能研という塾に通っていました。私が通っていた日能研では5クラスくらいあり、各クラスが100人弱だったと記憶しているのですが、その中では当然のように栄冠クラスと呼ばれる一番賢いクラスに常におり、毎週末行われていた試験では、成績ランキングに漢字で名前の載ることもありました。(日能研では上位数千名?の日本内でのランキングを試験のたびに発表するのですが、日本中でトップ100位?あたりに入ると漢字で名前がはいるのです。)
ところがしかし、高学年になるころには次第に高順位になることも減ってきて、なんとまぁ栄冠クラスから落ちてしまうというありえない事態になってしまいました。
偏差値でいうと4年生のときには70を超えていたのが小学校を卒業するころには60そこそこまで落ちておりました。
この傾向は中学に入っても続きます。中学校も成績順でクラスが決まるようなところだったのですが、入学したころには真ん中のクラスにいたのですが、親の仕事の都合で中2で転校するときには一番下のクラスになっていました。
高校は、米国でしたので例外ということでとばしまして、、
大学は普通に留年しました。それも、さぼっていたとかではなくて、全ての授業にきちんと出ていたのにもかかわらず、です。あちゃー
それでも課外活動にいろいろ精を出していたわけですが、社会人になってからは極めて平凡な日々をすごして、どんどん地味になっていくわけです。

さて、停滞するいっぽうの私の輝かしい未来とは?
私は小学生のときから世界征服をするのが夢です。そのために、日本の大統領になる予定です。総理大臣では普通なので、政治家になって大統領制に変更し、自分が日本の初代大統領になる予定であります。そのためには、まず政治家になる必要があります。政治家になるためにはやはり政治ができなきゃいけませんね。日頃から政治に取り組む必要があります。
そういえば策士としては会社でもいろいろやっている気がする!よし、策士としての道を極めよう!策士の道を究めれば、私の未来は間違いなく輝くことでしょう!


、、、こんな妄想ばかりいっているから人生停滞する一方なんですよね、ええ、わかっていますとも。でも、妄想でもしていないと停滞する一方の人生、やっていられないわけですよ。

(本記事は以前別のblogにて与えられたテーマに沿って記事を作成するという企画で書いたものです。)