仕事の5力
いま入社三年目になる後輩が下についているのだけれど、なにをやらせてもあり得ない結果に至る。
大概は結果に至らないのだけれど、、
なぜこんなことになるのか?と考えを巡らせた結果、そもそも仕事の基本中の基本みたいな能力に欠けているように思えてきた。
そういうところをすっとばして外見みたいなところばかり気にしているのがいけないのではないか。
きっと入社してから今まで、その根っことなる部分の能力をきちんと教育して貰えなかったのだろう。アウトプットをみてそのアプトプットの悪いところだけを指摘されてきたのだと思う。
そのような指摘の仕方をされたところで、全く応用が効かないから、出したアウトプットの数だけ本質的には同じような内容の指摘をされ続けることになる。
もちろんある程度頭が良ければ指摘から共通項を見つけて自分に何が足りないのかを見いだせるものだけれど、残念ながらそこまで頭がいいわけではないのだから、今の彼が相変わらず駄目なのはやはりきちんと教育してあげなかった周囲の先輩社員たちが悪い。
そんな彼が自分の下についてわずか一ヶ月で異動することになってしまった。やっと上記のことに気づいて教育方針を固めつつあるところだったのに。
自分の下にいたことで何も得られなかったとなったら自分としても悔しいので、せめて今後の彼に役立つ何かを与えてあげたいと思い、本屋で簡単そうなビジネス書を探してみた。
で、行き着いたのがこの本。
あまり好みの文体ではないのだけれど、きちんと実践すればきっと基本は身に付くだろう。
これから入ってくる新入社員たちにもこの本を渡してあげようかな。
- 作者: 白潟敏朗
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2008/03/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ところで。
最近流行り、、今や当たり前的な言葉かもしれないけれど、ライフハックも、小手先のテクニック部分だけ真似していては応用が効かないから大した結果に行き着かない。人それぞれの状況は違うのだから、全く同じライフハックで済むわけがない。
大事なのは、そのライフハックがなんのために生み出されたのか、それによりどんな効果が得られるのか、といったことを深く考え抜き、自分自身でオリジナルのライフハックを考えられるようになることだと思う。
上記の後輩もライフハック等の流行りものが大好きでやたらと手を出しているようなのだけれど、全然結果につながっていない。やっぱりちゃんと物事の根っこを見抜けるようにならないといけないのだと思う。
単に本を紹介したかっただけで書き始めたのだけれど、なんだか長くなっちゃったな。