うちの会社の社員の評価はおかしい
評価する側の人は通常過去に評価された人で、その人がよいと思う人が高い評価を受けることになるわけだから、一度おかしな人が評価されると延々おかしな人が評価されることになる。だから会社の社員の評価はその会社の文化となるわけだ。
で、うちの会社でどんな人が評価されるかというと、とにかくしゃべる人だ。しゃべること以外がどんなにひどくても関係ないし、しゃべりさえすればその内容なんてどうでもいい。
今日打ち合わせでそんなしゃべるだけのヤツに遭遇した。
十数分にもわたって何度も同じ発言を繰り返し続ける。他の人がとめても関係ない。他の人がしゃべりはじめても絶対にしゃべるのをやめない。今日の打ち合わせはその人と同じ職位の人が仕切っていたのだが、その人がいくら止めても関係なくしゃべる。やっとしゃべるのをやめたと思ったのだが、今度は打ち合わせの進行とはまったく関係なく隣のヤツとしゃべる。打ち合わせはもう混乱状態に陥りそこらじゅうで打ち合わせの進行とは関係なくしゃべりまくっている。
本来ならばそいつがリーダーであり、そいつがこのチームをまとめていかなくてはならないのに。本人がそうやって評価されてきたのだから改善することもないだろう。なにしろそれが仕事ができることだと思い込んでいるのだし、仮に問題であると気づいたとしても脳と体にしみこんだ行動パターンを簡単には変えられないだろう。
ヤツの元で仕事を続けたら、きっとヤツのやりかたが正しいと思い込んでしまって、ヤツと同じ行動をとるようになる人だっているだろう。たぶん新入社員とかだったら間違いなくそうなると思う。
ファシリテーションとか知らないのかなぁ。
- 作者: 堀公俊
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